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レイド先生が去った後、どうしようかと考えていると
ムウト「うんじゃあ、俺っちも自己紹介しちまおうぜ」
ムウトがそう切り出してくれていた
出会った時からだがこういう事になると凄く頼もしく思える。
ムウト「ラフィからでいいか?」
オッケ~と言いながら女の子が立ち上がる。
ラフィ「はい!わたしがラフィことラフィア・エアディースだよ。
属性は『雷』と『闇』
ちなみに『雷』は『光』の派生属性だよ
よろしくね!ひっみ~」
物凄いテンションで自己紹介するラフィ
そのテンションに少し圧倒されるが
それよりも気になる事があった。
氷海「ひっみ~?って何?」
ラフィ「ニックネームだよ、氷海だからひっみ~」
それはわかっているがニックネームなんて付けられた事もないから反応に困る
でも不思議と悪い気はしなかった。
ムウト「ラフィの次はルディアだな」
黒に近い赤髪のロングでいかにも姉さんって感じの人が立ち上がる
ルディア「うむ、私はルディア・ヴィセントという
私の属性は『熱』……『火』の派生だ
これからよろしく頼むよ氷海君」
ニッコリと笑顔を作って言う
氷海「よ、よろしく」
氷海はルディアから出ているオーラ的な物?にたじろいでしまう……
ルディア「ふふ、氷海君は可愛いな、まだ育ち盛りな所が実にそそるな」
ルディアの捕食者のような眼光で背筋に寒気が襲い身体は硬直する
蛇に睨まれた蛙な気分がした。
ムウト「ルディア……それ以上はやめておけ、氷海が困っているから」
ルディア「むぅ……残念だ。もう少し弄りたかったが……今は諦めよう」
今は?じゃあまた弄られるんですね……
ちょっと鬱になりつつも諦めた。
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