Iクラス

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突然エウが倒れる 慌てて体を受け止める。 氷海「っと……相当溜めてたんだな……はぁ~転校初日からカウンセリングするとは思っていなかった」 独り言を呟き……ムウトを睨む ムウト「やっぱりお見通しか……悪かった利用して」 やっぱりか……ムウトはこういうのだけは本当に頭が良く回る 久しぶりに会って、短時間で策を作れる頭は正直畏怖の対象だ。 氷海「しかし、なんで俺にやらせたんだ?ラフィはともかくとしてルディアとムウトなら同じ結果が出せたはずだろ?」 「さりげなく酷いね……」と後ろから聞こえたが無視した。 ルディア「確かにそうかもしれなかったが……エウ君は意外に頑固者でな、言っても聞かなかったんだよ。 なんで氷海君が言った事を素直に聞いたんだろうな……不思議だ」 不思議って……まぁ自分でも不思議だが ムウト「まぁいいじゃないか!エウもこれからは素直になってくれるだろうし」 ラフィ「そだね~今までより楽しくなるから、不思議なんて考えなくてOKだよ」 二人とも嬉しそうに言う 二人の嬉しそうにしてるのを見たら考えるていることが馬鹿らしくなってくる。 ルディア「さて……話を戻すとしようか……次は私でいいかな?」 ムウト「ああ、かまわない」 ルディア「ふむ、じゃあ私の正体から話そうか」
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