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翔「クリスさん…」
クリス「翔、強さとは、なんだ?」
翔「強さですか…」
考えている時、横のベットで寝ている雛が目に入る。
翔「俺にとって強さとは、一人の女性を守る事です」
目に迷いはなく真っ直ぐクリスを見て答える。
クリス「…そうか、だが…今回、お前はぶち切れてその女性まで、巻き込むところだった」
クリスの言葉に言い返すことが出来ず黙り込んでしまった。
クリス「まだまだ、お前は、17のガキだ。この世界で、色んな事を経験するだろう…その中で、この答もきっと見つかるだろう…今日は、ゆっくり休め」
そう言い残し部屋を出て行った…
翼「俺も部屋戻るわ、明日は、休みだしゆっくりしろよ」
翔「あぁ……」
返事を返し、まだ、眠っている雛を見つめることしか出来なかった…
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