聖都へ

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翔「は、はい…///」 女性店員「彼女へのプレゼントですか?」 翔「そうなんですが…ちょっとまだ、どんなのにするか決めてないんで…」 女性店員「それでは、お決まりになりましたらお呼び下さいませ」 とお辞儀をして、他のお客に接客しに行った。 翔[ずっと店員に見られてるのは、なんか早くしてよって言ってるようでイヤなんだよなぁ…] 翔は、自由に店の中を見て回りたかったのだ。 翔「雛、何にする?」 そう言われ雛は、人差し指を口にあて… 雛「う~ん、指輪はあるから…ブレスレットかネックレスがいいかな…」 翔「そうだね…あ、これなんかどう?」 翔が指差したのは、涙型にカットされたサファイアのネックレスだった。 雛「わぁ、綺麗…でも、どうせなら翔君とお揃いのアクセサリーがいいな」 翔「お揃いかぁ…ならこのブレスレットは?」 シルバーで、ルビーがはめ込まれたブレスレットだった。 雛「うん、これがいい!」 さっきの店員を呼びこのブレスレットを2つ下さいと言うと…
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