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翼「なんだったんだあの店は…」
飲食店を出て、ぶらぶらと街を歩いていると広場の噴水の辺りで、人だかりがあるのに気付き近寄ってみる。
男A「おらおら、謝るだけで済むと思ってるのか? 弟の肩の慰謝料払いな。金がないなら別の方法もあるんだぜ」
女の子が丁度女の子座りのように倒れている。倒れた衝撃だろう、スカートが少しめくれ上がり綺麗な脚を覗かせていた。
どうやら肩がぶつけて、いちゃもんをつけたらしい。
周りの人達は、面倒事に首を突っ込みたくないの知らん顔をしている。
男B「いてぇ~よ、兄貴」
肩を押さえ大袈裟に痛がっている。
男A「ほら見ろ、こんなに痛がってるじゃねぇか」
女の子「そ、それは、そちらが…それにお金なんて…」
男A「金がないなら仕方ない。お前の体で払って貰おうか」
と男が女の子の手首を掴み連れていこうとする…
女の子「きゃ、イヤァ~」
翼「おい、おい、その辺で止めとけよ」
翼が人だかりの輪を抜けて、止めに入った。
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