聖都へ

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兄貴「てめぇ、いい度胸だな、俺達が三大貴族のヴェルファーレ家の者だと知って言ってるんだろうな!」 (三大貴族、ヴェルファーレ家、スペンサー家、コーラル家があり最初に出来た貴族とされている) 翼「そんなもん知るか、 いいからその子を放せ」 面倒くさそうに右手をヒラヒラさせながら男にどっか行けという仕草をする。 兄貴「てめぇ~舐めやがってぇ」 と翼の顔面にパンチをしてきた。 翼「やれやれ…アホに言葉は、通じないか…」 パンチを頭を傾げるだけでかわし、男の腹に拳をめり込ますと男は、吹っ飛び噴水に突っ込んだ。 弟「よくも兄貴を…燃えたぎる炎の精霊よ、我の…」 と翼に向かって魔法を唱えだした。 翼[ここで、避けたらギャラリーに当たっちまう…] 弟「…の火球となりて、敵を滅せよ" ファイヤーボー…」 〈バシッ!〉 と音がして男が気絶して倒れていく…その倒れていく男の後ろから…
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