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複雑に入り組んだ廊下を抜け重厚感のある扉の前に案内された。
アリス「ここが学園長室です」
翼「案内、ありがとう」
アリス「いえ、私は、先に教室に…あ! でも、今度は、教室の場所がわからないかも知れないからここに居ますね」
翔「アリスの授業は、いいの?」
アリス「転入生の案内と言えば、大丈夫ですよ」
翔達は、アリスにお礼を言い学園長室の扉をノックする。
〈コン! コン!〉
中から入りなさいと声が聞こえ三人は、学園長室に入る。
中には、立派な机と椅子がありその椅子に40代くらいで、銀髪のオールバックの男性が座っていた。
学園長「よくいらっしゃいました。私が学園長のジャン・コーラルです」
翔「神崎 翔です」
翼「佐伯 翼です」
雛「篠沢 雛です」
学園長「クリスから話は、聞いていますよ。翔君の属性や異世界のこともね。あ、心配しないで下さい。知ってるのは、学園では、私だけです」
翔は、学園ではっと言う言葉に他に知っている人がいるのだろうと思った。
学園長「そろそろ、担任の先生がお見えになると思いますので、詳しくは、担任の先生にお聞き下さい」
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