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増「おっはよー」 教室に入るなり朝から ハイテンションな僕 小「あ、まっすー おはよ♪」 増「あれ小山シゲわ?」 いつもなら廊下で二人。 のはずの小山が教室で 一人ぼーっとしていた 小「なんか知らないけど さっきメールで 今日休むって言ってた」 増「シゲが休むなんて 珍しいねー」 1年のころ、シゲ一回も 学校休んだことなかったのに 小「仮病だと思うけどさ」 増「ふーん。 ねっ!それより聞いてよ!」 小「なになに??」 増「発表!!! 僕、空手部に入りまーす」 昨日の夜決めたんだ。 山下クン学年違うし、 なかなか会えないから 同じ部活に入れば もっと山下クンと話せるって。 小「は?まじで言ってんの? 空手って‥‥‥ あ!山下先輩のことか」 呆れたような顔をする小山 増「なんだよー`m´ いいでしょっ!! 好きなんだからあ!」 小「‥まあ頑張ってよ でも、なんでいきなり?」 増「それがねー 昨日!山下クンに空手 教えてもらったの!」 小「結構すごいじゃん! あんなに好きな人のまえでは 恥ずかしがりやな まっすーが。」  
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