487人が本棚に入れています
本棚に追加
ゾロゾロと
教室に戻る僕たち3人
席替えは、まだ
やってないから
相変わらず僕の隣は
錦戸クン‥‥;
でも最近になって
授業サボってばかり。
だから教室で
会うことも少ない
僕はあの日以来
授業サボったことないよ?
散々な目に
あったからねっ
嫌いな数学も
ちゃんと受けてるし←
「えっと‥
教科書21ページ開いてー」
そして今の授業は
嫌いな数学‥。
「ここの問題
誰か解いてください」
先生の声が響く
増「当たりません
よーに`´」
手を合わせて
拝んでいると
「あら?‥増田クン
そんなに
解きたかったの?
じゃあ増田クンお願いね」
増「へっΣ?!」
せんせえー´`―!!
違うよっ!
勘違いだよー!
‥しかも
まったく!
わかんないし;
増「えっと‥;
んーとお‥;;」
黒板の前で
チョークを握り
しめたまま
意味わかんない問題と
にらめっこ
そんなとき‥
―ガンッ!
教室の扉が開いた
錦「ちょっと増田
借りまーす」
「え?こらこら
錦戸クン!`´
増田クンは今数学の
途中なのっ!」
錦「‥」
黙って黒板を
見つめる錦戸クン‥
錦「ちょい貸せや」
そう言って僕が
持っていたチョークを
取り上げた
増「‥?;」
何をするのかと
思えば取り上げた
チョークですらすらと
黒板に答えを書いていく
錦戸クン‥‥´`?
錦「これでええ?」
「は‥はあ」
錦「んじゃっ
増田いくでー」
増「ちょっとー;;」
強引に引っ張られ
教室を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!