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増「‥でも」 キーンコーンカーンコーン♪ タイミング悪く 鳴った授業の 終わりの合図‥ 錦「まあ考えとって」 そして錦戸クンは 図書室を出ていった 増「‥‥´` 僕の意見きけーっ!」 ―――‥ 増「ほんと‥ 錦戸クンてわけわかんない」 学校の昼休み 屋上で一人寝転んで 空を見上げながら 呟いた 増「なんなんだろ‥」 ―ガチャッ 独り言を言っていると 突然、屋上の扉が開いた 成「まっすー! こんなとこに居たんだ 探したよー」 増「シゲ一人? ‥なわけないか」 シゲの後ろから 顔を出す小山‥ いつも二人なんだから; でも うらやましいな。 僕もこやしげみたいに 大切な人が欲しいよ 小「まっすー悩み事? 珍しく変な顔してるね」 増「変な顔って ゆーな!」 成「まあまあ´` ところで何かあった?」 増「‥別に」  
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