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山下先輩に連れられ 武道場の中に入る。 増「あの‥山下先輩?」 山「んー?」 増「僕、空手‥ やったことないし 覚え悪いから、 やっぱりいいですよ?」 本当は誘ってもらって 嬉しいけど‥‥。 誰もいない空間に 好きな人と二人って// バクバクとまんないよー; 山「大丈夫だって! 空手なんて簡単だよ? 適当に手振り回してれば いつの間にか勝ってるから笑」 増「適当って‥」 学校でも山下先輩は 空手部の中で1番強いって そう聞くけど‥‥。 適当なんですか?; 山「まあとにかく! やってみよ?」 増「‥はい/」 ―――― ―― 山「うわーやばい;; 外真っ暗じゃん;」 夢中になって 教えてもらっていたら 気付かないうちに 外が暗くなってて。 汗だくだくー;; 山「ごめんね? 時間大丈夫かな?」 時計で時間を調べれば 7時を回っていた。 増「大丈夫です 僕の家、門限ないんで」 山「そっか‥ もう帰ろ?俺送るよ」  
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