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「なっちゃん…あたしどんどん嫌な性格になってく気がする…」
「どしたの？」
「タケと真由美ちゃんが楽しくしてるの見ちゃうとイライラする。そんなにタケに近づかないでとか、もう来ないでとか、タケに触らないでとか…」
「あははは！」
「何で笑うのぉ～真剣なのにぃ！」
「それは、嫌な性格になってるんじゃないよ☆」
「嫌だよぉ、こんな女！」
「ヤキモチでしょ！」
「ヤキモチ！？何で！？」
「そんなの理由はただひとつ！好きだから！」
「誰を？」
「タケを！」
「誰が？」
「すももが！」
「あたしがっ！？好きじゃないよ！タケなんか！」
「あっ…」
なっちゃんが急に顔色を変えた。
視線の先には
タケが立っていた…
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