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もしかして…
帰っちゃった?
あたしは慌てて教室に戻る。
タケの机、タケの机…
まだカバンある。
ガラガラ~
「あれ?すももまだいたのか~?」
菊池!?
菊池ならタケの居場所知ってるかも!
「ねぇ、菊池!タケどこにいるか知らない?」
「あ~タケ?確か…屋上がどうとか言ってたけど…わかんね。」
「ありがとっ!」
よしっ!いいぞ菊池!これで呪いから解放してやろう!
屋上!屋上っと!
あたしはタケがいるであろう屋上に向かってダッシュした。
そして、階段を一段飛ばしで駆け上がる。
このドアの向こうにタケがいる。
スゥーハァー…
ちゃんと好きって伝えよう。
あたしはドアを開けた!!
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