ノブ

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気付いたらなっちゃんの家の近くにいた。 なっちゃんに電話する。 プルルルル♪ プルルルル♪ プルル 「もしもし?」 「なっちゃん…今どこ?」 「家にいるけど…何かあった?」 「今、なっちゃんちの前にいる…」 カーテンを開けてなっちゃんが窓から顔出す。 「今行くから!」 ガチャ… あたしの姿を見たなっちゃんは 目を見開いて、驚きのあまり言葉が出ない感じだった。 乱れた制服は それだけですべてを物語っていた。
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