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マアヤ「……一度くらい、殴らせないとあのお嬢様は、また同じ事をしてきそうなので…」
リンネ「でも本当は避ける事も抵抗する事も出来たはずじゃない?……前の男子の時みたいに」
マアヤ「確かに。でも今日私が大人しく殴られているのを見て、静香お嬢様は結構、清々したような顔してましたからね。先輩………どうして安藤先輩に逆らわないんですか?」
リンネ「Σ!?それは………」
斎藤先輩は俯いてしまった。すると、少し離れた所にいた虎さんが近付いてきて
、その分説明してくれた。
トラ「こっちだって逆らえるものなら逆らいたいさ。だがな斎藤組は……安藤財閥の援助があっていられる様なもんだからな。だが……それをあの自己中お嬢様は、お嬢が逆らえないのを利用して好き放題してるんだ。くそっ、思い出すだけでも腹が立つ…」
ちらりと周りの舎弟さん達にも目線を配ると皆、気持ちは一緒みたいで全員が悔しそうな顔をしていた。
うん、皆さんの気持ち分かるよ。
ただ私は皆さんと正反対の人間ですが…(-""-;)
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