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タカヤ「さてと……。お喋りはこれぐらいにして……まだ紹介してなかったし、真綾のクラスの担任を呼んであげるよ!」
マアヤ「うん」
すると崇哉叔父さんは私に紅茶を出してくれて(いつの間に用意したのだろうか…)、それを飲みながら叔父さんの呼び出しを聞いていた。
タカヤ《篠山先生、篠山先生、至急理事長室に来てください。3分以内に来ないと……君の恥ずかし~思い出話を全職員、生徒にバラしまーす♪あ、もうスタートしたから。残り2分47秒だよ☆》
つい、目をパチクリとさせてしまう…。
たまに私は思う。叔父さんは本当はお父さんの兄弟じゃなくて、お母さんと姉弟じゃないのかと……。
だって………
性格違い過ぎるだろ!!絶対に!
タカヤ「そろそろ来ると思うよ☆」
マアヤ「そ…そっすかι」
(オッサン…腹黒い所、母さんに似てきてないか?)
私はこれからたぶん廊下を走って来るであろう担任に哀れみを思いながら、残りの紅茶を啜った。
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