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タカヤ「それから篠山先生、真綾はこんな業だけどキレるとマヂで怖いんだから。叔父の僕でさえ、なるべく相手にしたくないぐらいだし…。なんせ、“般若”と呼ばれた人の娘だからね」
マサキ「はんにゃ?お笑いの?」
うん…ちょっと聞き捨てならない言葉が叔父さんの口から出たが、今はそんな事どうでもいい!
篠山先生の言葉に思わず、叔父さんと揃って後ろを向いた。
バッ
マアヤ「(ボソッ)叔父さん、あの人馬鹿なの!?本気で言ったの!?」
タカヤ「(ボソッ)違うよιまぁ天然が入っているけど馬鹿ではないと思うよ!」
新たな発見…。担任は天然だった!
マアヤ(でもさ…叔父さん普通にその名を出しちゃったよねι)
さっき叔父さんが言ってた“般若”っていうのは勿論お母さんが若かりし頃、レディースをしてた時の通り名である。
ま…それほど怖いんすよι
あの母親は…例えるなら……
某演歌の歌の歌詞で《…般若とヒョットコが》ってあるでしょ?般若が母ならヒョットコは父なわけだ。それほど正反対のような夫婦なのだよ(´ω`;)
でもお母さんも嫁に来たから若月家の祖父母には、どこかしら弱い。というか…あの方達は母が元ヤンというのを知っているのだろうか…(-_-;)
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