∞第2話∞

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理事長室を出た私達は、先生が出席簿やら何やらを持ってなかったのもあって(それは叔父さんが悪い)、一旦職員室に向かった。そして―― 2年A組――の前 マサキ「…じゃあ、俺が『入って来い』って言ったら入って来てくれな」 マアヤ「はーい。分かりました」 ガラガラ――… マサキ「ほら、お前らさっさと自分の席に戻れ!今日は転校生がいるんだから!30秒以内に席に着け!」 ガタガタ!? 慌ただしく生徒達が席に着いたのが聞いて分かった。 先生…叔父さんにやられた腹いせですか…ι走らされたのがそんなに嫌だったんですね…(--;) 「転校生?男?女?」 マサキ「女子だ」 「なぁ、雅紀ちゃん…その子可愛い?」 マアヤ「……“雅紀ちゃん”?あいつ、生徒にそんなアダ名で呼ばれているのか?」 マサキ「それは………自分達で判断しろ。但し!!転校生は理事長の姪だ。くれぐれも粗相のないように!」
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