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何だかんだ言われ、女子達の強い視線(死線)を浴びながらも、私は指定された席に着いた。
「俺、如月 怜(キサラギ レイ)っていうんだ。宜しく!」
第一印象……人なつっこそうな爽やかイケメン。…なるほど、女子が騒ぐ意味が良く分かった。
マアヤ「こちらこそ、宜しくお願いします」
レイ「そんな、敬語使わなくて良いよ。普通に話してくれ」
マアヤ「は……うん」
私は隣の席のイケメン君、基い如月君とはすぐに仲良くなった。
そして、私はずっと気になっていた事を如月君に聞いてみた。
マアヤ「如月君……」
レイ「うん?何?」
マアヤ「このクラスに族とか入っている人っているの?」
私が聞きたかったのはこれ……。
そして暫し、如月くんの沈黙…。
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