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「若月さーん、悪いんだけど運ぶの手伝ってくれない?」
マアヤ「あ、はい!?分かりました!」
てっきり前の学校みたいに呼び名が地味子で確定するかと思っていたら、ちゃんと苗字で呼んでくれた事に驚いた。(失礼な事いうけどね)
なんとか数少ない担架を持ってきては倒れた女子達を保健室に連れていった。(みんな慣れてて手際がよかった…)
そして放課後――――
※時間の流れが早くてすみません。因みに倒れた女子は3時間目から出てきました。
レイ「真綾、学校の中案内するから行こ!」
マアヤ「うん」
「待って、怜」
私と怜は声がした方を向くと如何にも、「自分は不良です」って言っているような奴が立っていた。ピアスしてるし…
レイ「あ、和希!」
マアヤ「怜…この人は?」
レイ「同じクラスの遠藤 和希だよ」
マアヤ「遠藤…和希…?」
カズキ「そう、俺は遠藤和希っていうんだ。よろしくな、地味子ちゃん☆」
マアヤ「(ピキッ…)よ、よろしく…」
なんか分からないが、ちょっとムカつく奴…。
レイ「和希、真綾に失礼だよ!」
そうだそうだ!怜もっと言ってやれ!
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