1814人が本棚に入れています
本棚に追加
タカヤ「じゃ、言ってないかもしれないな…」
マアヤ「ねぇ、早くちょうだい」
タカヤ「まぁ、待て。焦らせるなι」
崇哉叔父さんはそれだけ言うと、隣の部屋に行った。しばらくして、カードらしき物を持って戻ってきた。
タカヤ「これが部屋の鍵」
マアヤ「鍵?ってか、カードじゃん」
鍵と言われたカードはまるで、どこかのVIPが持っているような部屋の鍵とは思えないぐらい立派なものだった。
タカヤ「そうだよ。この学校の生徒は全員これを持ってるんだ」
マアヤ「1人1枚ずつ?」
タカヤ「そう、1人1枚ずつ」
やはり金持ち学校だな、と感心した。
マアヤ「へー…。金を使うな…ιそれで?部屋って1人部屋?」
タカヤ「2人部屋だよ」
マアヤ「はぁっ!?2人部屋!?ってか…私がメガネとかカラコンとか外したら、もろバレるんじゃん!?」
思わず立ち上がって叔父さんを睨んでしまった。
最初のコメントを投稿しよう!