∞第3話∞

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私が次に目を覚ましてカーテンを開けると外は明るくなっていた。 マアヤ(そうか……私…あのまま寝たんだ…。…むしろ寝すぎかι) とりあえず私は起き上がって、洗面所を見付けだし顔を洗った。 そして髪を整えて鬘を着けて、面倒だがカラコンと伊達メガネも掛けて私は叔父さんのいるであろう理事長室に向かった。てか、居てほしい。 コンコンッ――――― まだ生徒が誰もいない朝の学校に入って理事長室の扉を叩くと中から返事がきた。 タカヤ「はい、どうぞ」 マアヤ「ゴメンね…崇哉叔父さん…朝早くから…」 崇哉叔父さんも私がこんな朝早くから学校に来た事に驚いたような顔をしていた。 タカヤ「どうしたんだ真綾?…真綾がこんなに早く起きるなんて…今日はやr…まぁ、そこに掛けなさいι」 叔父さん…今“今日は槍が降るかな?”とか言う気だっただろ…。さすがに拳をつきだして言わせなかったけど…。 そして私は叔父さんに促されるまま、ソファーに座った。 タカヤ「何かあったのか?」 マアヤ「早くも部屋が一緒の子に素顔がバレそうなんだよ…」 タカヤ「…誰だっけな?真綾と同じ部屋の子は…」
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