4月8日~大友 有希~

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あの日から早5年… 俺達は高校を卒業し皆と離れ離れになった。 宗二はどこか有名な大学に行き 青嶋は大阪に行った。 何をしに行ったか誰も知らない。 剛先輩はどこかの会社に居るらしい それなりに上手くやってるらしい 白山先輩は…相当ヤバい仕事に着いたらしい。 だが…無事にやってるらしい。 美波は原田に付いていき、そして…原田は行方不明。 どこに居るのか、何をしているか分からない。 皆上手くやってるから良しだ。 俺と有希はと言うと… AM8:00 「有希…そこは…駄目だって…」 「ねぇ…優…起きてよ~朝だよ~?」 「有希…そこは…っっ…イクッ…」 「起きてってば!!」 ドコッ!! 「ぐぇっ!!ゆ、有希!?」 「気持ち悪い寝言言わないで!!」 どうやら寝言が酷かったらしい…… 「おはよう…有希」 俺は有希の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。 これが毎日の習慣になっていた。 「おはよう。優。」 俺と有希はあの街から離れた他の街で暮らしている。 かなり無理して一軒家をプレゼントしてくれた親父逹に感謝だな。 俺は今親父と同じ警察官になった。 親父は刑事だが…俺はまだ巡査 まだまだなんだ… 給料も安い。 有希も働いている。 有希は街の市役所で働いている。 二人とも公務員だ。 そして今日は二人とも休みだ。
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