4月8日~大友 有希~

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てか…有希は妊娠してるから産休貰ってんだけどな。 「だいぶデカイよな…」 「うん…もう…動きづらいわよ…」 「まぁ頑張れ。朝飯作ってやるからよ…」 「作ってあるわよ…」 だけど、有希は妊娠しても行動が早い。 同居して気付いた。 有希は炊事、家事、何でも出来る。 びっくりした。 俺は朝飯を食ってリビングに寝転んだ。 俺等は休みの日はこうやってゴロゴロしてる。 平凡な毎日。 有希に疫病神は憑いてない。 借金も全額返済 何も無い。 ただの女性。 普通の女だ。 「なぁ。有希?」 「何?」 「俺とで良かったのか?」 「今さら何言ってんのよ?当たり前でしょ。優が良いのよ。」 「そうか…」 俺はふと意味の分からない事を言う。 今みたいに。 そう言えば…皆の情報は流れ出るが…皆の顔は結婚式以来見てない。 元気かな~? どうしてんだろ?皆 仕事上手くやってるかな~? 学校行ってるかな~? ……俺は親か先公か。 ピンポーン♪ ?誰だ 「私出るよ。」 「いや、俺出るわ」 俺は玄関の戸を開けた。
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