4月8日~大友 有希~

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「は~い。どちら様ですか~?」 ……なんぞ?これ? 俺は目の前の光景に唖然とした。 どんな光景だったかって? それはだな… 道路に黒いベンツが何台も停まっていた。 そしては庭には溢れんばかりのヤクザ。 しかも…皆さんが持っているのは…良くヤクザが持っている…拳銃。 当然銃口は俺に向けられてる。 これは…まさか…阿部の手先か…… 俺にもお迎えが来たか… やっと幸せ掴んだと思ったが… まさか…ここで終わるとは… 「有希!!裏口から逃げろ!!」 俺は無謀にも一人に殴りかかった。 「優!!その必要はないぞ!!」 俺はその声に反応して、体が止まった。 どっかで…聞いたことある声だな… 「久しぶりだな…優…覚えてるか?」 「お、お前は……」 一人の黒服の男が拳銃を持っている男逹の中から現れた。 男逹は道を開けていく。 「お前等。銃を下ろせ。コイツは俺の仲間だ。」 そう言うと男逹は拳銃を下ろした。 「いや~悪いな~こいつ等は俺の部下なんだ…」 間違いない…かなり姿は変わっているが…間違いない… 「変わったな…原田。」 原田だ。 「優。いい知らせだ。」 「何だ?」 「俺は見ての通りヤクザの組長だ。 そこで、俺逹がお前と有希を守る。阿部の手先は勿論、その他の脅威も俺逹が全て解決する。 お前等を守ってやる。」 要するに…原田はヤクザの組長で原田の組が俺逹を守ってくれるそうだ。
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