4月8日~ラブストーリーは突然に~

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春 入学式 「…………ダルッ!!」 俺は入学式をサボり、宗二と喫茶店に居た。 何?やってる事が昭和? 知るか!!ボケェ!! 「お前誰に喋ってんの?」 俺は今宗二とブラックジャックで賭けをしていた。 「良いぜ。来いよ。」 バッ… 「俺は…神だ。」 ふっ…決まった。 勝ったよ。エースとキングの二枚でブラックジャックだ。 「ほら。宗二の敗けだ。勘定払っとけよ。」 「おい。優よ。何勘違いしてるんだ?」 「あ?」 宗二の手札を見ると… こいつも…エースとキングの二枚でブラックジャック… 「どーやらこれでは決着付かねぇな。」 「こっちで決着付けようぜ。」 宗二が喧嘩を売っているが、俺は見事にスルーし。 「もう、割り勘で良いや。」 勘定の半分を置いて席を立った。
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