4月8日~ラブストーリーは突然に~

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んあ? 「おい。お前先輩に当たっといて、ごめんなさいで済むと思ってんの?」 「そーそー。もっと誠意見せなきゃ~」 「こんな風に!!」 「きゃっ!?」 三年が三人掛かりで襲っていた。 しかも、一人が女子の胸を触った。 「止めてください!!」 パシン!! 「いって~!!このアマァ!!」 「おい!!こいつもうやっちまおうぜ。」 「おい!!校舎裏来いや!!」 「やっ!!離して!!誰か!!助けて!!」 流石に見てるわけにゃいかん。 「おい!!そこの変態三年三人組!!」 「あぁ!?」 俺は入学式初日に三年に喧嘩を売った。 「女子の胸を触るとは…」 「んだよ?テメーには関係ねぇだろうが!!」 「そーそー。こいつ兄貴に当たっといて、ごめんなさいだけで済まそうとしやがったからよ。」 「当たったらごめんなさいで充分だろ?」 「てめえ!!調子乗んな!!一年坊!!」 三年はベンチを蹴り倒した。 「てめえ!!校舎裏来いや!!」 「言われなくとも行ってやる。ゴリラ人間。」 俺はあえて、敵を挑発した。 女の子は震えていた。 「てめえも来るんだよ!!クソアマ!!」 「ひっ!!」 校舎裏 「一年坊が三年に関わったらどうなるか教えてやるわ!!」 三人は鉄パイプ、金属バット、三段ロッドを構え向かってきた。 「シャバ像どもが…」 「死ねやぁ!!」 ブン!! ガシッ!! 俺は鉄パイプを受け止めた。 「おせぇよ。」 膝蹴りが見事に腹に入り、一人は地面に倒れた。 「てめえ!!よくも!!」 金属バットが俺に向かって飛んできたが、 「振り方がなってない!!」 鉄パイプを首に向け、突きを入れた。 「かっ…!?」 「よくも!!二人を!!」 三段ロッドが頭に当たるが、 「この程度か。」 三段ロッドを持っていた手を掴み、捻り、関節を外した。 「ギャアアアア!!」
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