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三人はあっという間に地面にひれ伏せた。
「武器使っといてこれ!?弱っ!!」
俺はタバコを取り出し、火を着けた。
「話になりゃせん。」
煙を吐き、兄貴と言われていた奴の所に行った。
「ひっ…化け物…」
兄貴は腹を押さえながら後退りをしていた。
俺は胸ぐらを掴み、立ち上がらした。
「いいか?次一年に手ぇ出してみろ。殺すぞ?」
「ひっ…すいませんでした…もうしません。勘弁してください。」
「聞こえねぇ。」
顔面に右ストレートを入れたら直ぐに気を失ったので、タバコで腕に根性焼きをしておいた。
「こんだけやりゃ手出さないだろ。」
女の子は端でブルブルと震えていた。
「あ。終わったよ。立てる?大丈夫?」
「て…」
「へっ?」
「離して…」
「へっ…」
「離してよ!!化け物!!」
女の子は俺の腕を払い除けた。
「なっ…」
「あっ!?…」
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