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俺は正直腹が立った。
何だよ。助けてやってこの始末?
あり得なくね?
「あ、あのすいません!!すいません!!」
と思ったら…急に態度変えんな。調子狂う…
「あの…大丈夫?胸触られてたけど…」
とりあえず、優しく振る舞っとけ。なんかこの子今すぐにでも泣いちゃいそう。
「……怖かった…」
でしょうね。
「ま、まぁ俺が懲らしめたから大丈夫しょ。必要ならもっとやるけど?」
「あっ!?止めてください!!」
なんか凄い勢いで止めに来たな。
「冗談冗談。」
「もう…止めてくださいよ?」
今気付いた。
この子…可愛いな。
「名前何て言うの?」
あ、なんかナンパしてるみたいになってるし。
「名前…ですか?
大友 有希です。大きな友と書いて大友
有希は有機栽培の有に希望の希と書いて有希です。」
有希の有の例えが微妙だ。
「大友さんね。」
「あっ…有希で良いですよ。」
大胆やな。
「じゃあ有希。初めまして俺は坂月 優一郎
坂の月で坂月
優一郎は優しいに一郎ってそのまんま。」
なんか、俺結構ぎこちないな。
「よろしくね。坂月君。」
「よろしく。」
……なんか…モヤモヤすんな…
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