5921人が本棚に入れています
本棚に追加
「汚い手で私に触らないでくださるかしら?」
肩に触れようとした腕を掴み、逆方向に捩った。
…多分、折れていないと思う。
「失せな。いつまでも此処にいられても迷惑なんだよ」
『くっそ…!覚えとけよな!』
地面に落ちている石を門に投げ付けて走って行った。
「…騒がしかった」
弱い奴。
本当に男か?
まだ私の方が強い。
なーんてね。
私だって女。
…とか言ってみる。
最初のコメントを投稿しよう!