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~~♪~♪
俺の安らかな睡眠を奪うのは携帯電話から流れる軽快な着信音。
布団の中からノロノロと腕を伸ばし携帯に出る。
「五月蝿い馬鹿」
その一言だけ呟きブチッと電源を切った。
昨日も何となく公園に行き、ブランコで缶コーヒーを飲みながら2時まで時間を潰した。
どうしてこんなところにいるんだ。別に来る必要はない。
でも足が勝手に公園に向かう。
はぁ…重症だな…
深々とため息をつき布団を頭から被った。
ピンポン!ピンポン!ピンポン!
「………ちっ」
あまりのウザさに舌打ちが出てしまった。いかんいかん。俺は心の広い紳士じゃないかちょっとくらいピンポンの連打ぐらいで舌打ちなんてnon・noだよ。あははは!!
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!!!
バッと布団から飛び出し玄関にダッシュ!!
勢いよくドアを開け。
「じゃかーしいわ!!」
ドゴンッ!!
ドアの向こう側で苛々を一瞬にして吹き飛ばす爽快な擬音が聞こえた。
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