うさぎな恋

気になる兎

ダイニングにいる勇介を発見。作り終わったのか朝食をテーブルに並べていた。

朝飯はパンか…。

トーストが二枚。マーガリンが塗ってあって、ウィンナーと目玉焼きにレタスとプチトマトが添えられている。そこに玉ねぎとベーコンのコンソメスープが出てきた。

並べ終わった勇介はじーっと見ている俺に気づき顔を上げた。

「あっ和哉！丁度今呼びに行こうと思ってたんだよ。上手く出来たんだ！座って座って！」

勇介に急かされるまま座布団に座り手を合わせた。

「いただきます。」

「いただきます！」

パンを頬張りながらさっきのメールのことを話した。

「祐生帰って来てるんだ？案内くらい全然いいよ。ナンパなんていつでもできるもんね。」

「ん。じゃあ行けるって電話しとく。」

「はーい。」

朝飯を食べ終わり片付けて一服しながら電話をかけた。