① マドンナの憂鬱

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「じゃあ王子役の推薦は……」 ユウが言うと、 「京チャンに一票!」 サキが手を挙げた。 「言い出しっぺやもんな☆」 ニッと笑うサキ。 「京チャンめっっちゃかっこよくしたるわぁ」 ミコも賛成のようだ 「う………わかったわよ」 京子は自分が出演するのは想定外だったので、怯むが引き受ける その後、継母にミコの彼氏のマサトが、姉1にセージが、姉2に伊吹が推薦された マサトはミコに 「お願いv」 とおねだりされて即答でOKを出していた…… セージと伊吹は、サキによるお願いというか交渉というかで、しぶしぶ納得したようだ ユウは親友の若葉を道連れにしようと、 「魔法使い役は若葉を推薦します。 てか決定の方向で」 とサカサカ黒板に記入した。 「∑ええっ??!!!」 若葉に拒否権はなかった……… 「じゃあまとまって来たので、コレで提出します。お疲れ様でした~」 ユウが締めてロングホームルームは終了した
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