Episode1~魔王~

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…翌日の登校中 「なぁ、ちょっとこの本読んでみてくれよ」 「めずらしいな。いきなりどうした?」 「いや、昨日帰り道に落ちてたんだが、あまりにもおかしくてさちょっと読んでもらいたくて」 「ふーん。どれどれ、…… 何これ、なんて書いてんの?そもそもこれ文字?」 (え?…まさか本当に読めないのか? いや、そんなはずはない。きっとノリだろう) 「いやいや、冗談はよせってwで、どうよ?」 「いや、マジで読めねぇよ。大体こんな事で嘘つくかっての」 (嘘だろ…って事は本当に俺以外読めないのか?) 「そうか…わかった。もういいよ」 「なんだよ人に読めって言っといて。まぁいいや、じゃあまた後で」 (まさか本当に読めないとは…どういうことだ?現代の科学でこんな事可能なのか?)
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