第二章「氷の妖精チルノ」

2/2
前へ
/10ページ
次へ
チルノ「あたいの名前はチルノだよ」 迷いこんだのはチルノと言う名前の女の子だった。 リカ「チルノか…チルノはなんでこの森に?」 チルノ「フラフラと飛んでたらいつの間にかこんなとこに来ちゃったのよ!」 リカ「この森は初めてか?」 まぁ…俺はチルノを今日初めて見たのでもちろん初めてなのは解ってた。 チルノ「初めてよ!…どうやったら戻れるの?ずっと飛んでるんだけど?」 チルノは段々と落ち着いてきたみたいだ。 このまま一人にさせてずっと迷い込ませておくのも可哀想だ。 リカ「おいで、こっちだ」 この【雲の森】は全く道が見えないので危ない、だからチルノの手を握り チルノ「なっ!?なにするのよ!」 リカ「この森は辺りが全然見えないだろ?だからこうしていないと木に当たったり石とかに引っかかって転んだら危ないからさ」 チルノ「そっか…」 チルノはおとなしくなり少し力を入れて手をギュッと握り返した。 リカ「すぐ着くから大丈夫さ」 チルノの手を握りながら歩き始める。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加