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そして此処は町の南の深山
神「はぁ・・ふぅ・・
まだ登るのか砂紗・・」
砂「もう少しだって
体力ないなぁ旦那は・・」
神「んなこと言ったって・・ん」
砂「お、着いた此処だ此処」
砂紗が指差す場所は
黒松が生え、根元には
松茸が多く生えている
神「おぅ!松茸!」
砂「へへ~、アタシしか
知らない取って置きの場所さ
・・って旦那?」
神「ん?どした?」
砂「いや、旦那の足や体に
虎挟みや罠の矢なんかが
刺さってるんだが・・」
神「ん?あ、これ?
最近のゾンビ映画見てるから
生半可なダメージじゃ
くたばらんよ!!」
砂「いや・・見た目痛いんで
とりあえず外してくれ旦那・・」
神「いやしかし一杯生えてるな
取り切れるかな・・」
砂「いや、取って帰るのは
少しだけさ 欲を掻いても
意味が・・って旦那?」
神「ん?なんかそこらに
生えてた綺麗な茸だから
食べてみた・・モグモグ
意外といけるなこれ」
砂「ちょ、旦那それ
幻覚性の毒茸!!」
砂紗の言葉を聞き
急にうずくまる神牙そして・・
神「オォオオオッ!!」
突如エ○ァ○号機並の
咆哮を上げると
すっくと立ち上がり・・
神「俺は七面鳥だぁ~!」
と言いながら走って行った
砂「ありゃ本当に幻覚を
見てるのかねぇ・・
普段と何らかわりない様な・・」
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