~孤児院~

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「おはようアヤカ。」 「おはようございます。院長先生。」 「今日も朝からありがとう。」 「いいえ。」 「もうすぐ子供達が起きてくるだろう。」 子供達…… 普通の一般の子ならアヤカもまだ子供に分類されるのだろう。 しかしアヤカはどこか大人びていて、どことなく一匹狼のような感じだった。 「アヤちゃん!!おはよう。」 「おはようみんな。」 子供達からはアヤちゃんと呼ばれている。 「今日わ何して遊ぶ??」 「なんでも良いよ。じゃあ今日はマリーに決めてもらおうか。」 「えっとね、マリーはかくれんぼが良い!!」 「よし!!決まりだね。」 「ねぇアヤちゃん!!髪結んで!!」 「良いよ!!」 孤児院には私と院長先生とナンシーという元孤児院の人がいる。ミランダという人もいるが、たまにどこかへ働きにでている。 そのために私も働いているのだ。
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