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ジュン
「お?なんだなんだ?」
テツヤ
「おんや?リョウコちゃんのライブですかい?」
リョウコの歌声を聞き付けたジュンとオッサンが戻ってきた。
それを知ってか知らずか、リョウコは立ち上がり歌い出した。
サトル
「……………」
ジュン
「……………」
テツヤ
「ほ~…」
リョウコ
「───………ふぅ…って、あんたらいつからそこにいたのよ!」
ジュン
「いや!ブラボー!」
テツヤ
「いい歌声だったぜ」
どうやらジュン達が来た事は気付いていなかったみたい…
サトル
「ありがと。リョウコ」
リョウコ
「ちょっと…なんで教えてくれなかったの」
サトル
「その歌声を俺1人だけのためにってのは、あまりにも勿体無かったかな。ははは」
リョウコ
「~~~~っ!」
サトル
「ん?どうした?」
リョウコ
「べ…別に!…それであんた達は見つかったの?」
テツヤ
「と言うかなんと言うか…」
サトル
「なんだ?はっきりしないな」
ジュン
「いやさ、オッサンの探し物がありそうな場所ってのが今俺達がいるこの場所らしいぜ」
サトル
「ん?」
テツヤ
「オッサンの心遣い感謝したまえ!フゥ~ハハハハハ!」
サトル・リョウコ
「「余計な心遣いは結構です!」」
テツヤ
「ありゃりゃ」
ジュン
「はいはい、一区切り着いた所でさっさと探しちまおうぜ~」
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