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ジュン
「ゴク…ゴク…ゴク………プハ~!食った食ったぁ」
サトル
「食ったら早い所行こうぜ。俺達に残された時間は多くないんだしな」
ジュン
「まぁまぁ…そう急ぐなって。場所は特定出来てんだ、あとはそこに向かうだけってこった」
サトル
「なんだ。場所はもうわかってたのか」
ジュン
「だから言ったろ?助けは必要ないって」
サトル
「まぁいいさ。乗り掛かった船だ。最後までお供してやるよ」
ジュン
「へへ!サンキュ!」
ジュンの話しだと、ジュンは何日も前からそこを目指していたらしく、ここからだと普通に歩いて何日もかからないらしい。
ジュン
「…ん?………」
サトル
「どうした?」
ジュン
「いや…なんか聞こえね?歌…みたいなのが」
サトル
「歌?…………」
「……♪…♪…………♪♪…♪…♪……」
ジュン、サトル
「「歌だ!」」
たしかに歌声が聞こえた。
女の子だろうか?
俺達はその歌声のする方へと向かって行った。
???
「…♪……♪…♪♪………♪……」
サトル
「女の子だ…」
ジュン
「は~……って、何で俺達小声なんだ?」
サトル
「いや…なんとなく…」
ジュン
「ま、わかるがな」
???
「…♪……♪♪………♪………♪……♪……」
サトル
「綺麗だ…」
ジュン
「なんだ?惚れたか?」
サトル
「ち…違う!声だ!歌声!」
ジュン
「ちょお前騒ぐなって!」
???
「だれ!?」
サトル
「…あ………」
ジュン
「あ~あ」
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