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テツヤ
「あいつの住んでる所が今から行く病院のすぐそばなんだよ。だからついでにってわけ」
ジュン
「なるほどねぇ…それじゃ先そっち向かうか?」
テツヤ
「ん?まぁオッサンはそのそばまで行ったら勝手に行くからお構い無く」
サトル
「今更なに言ってんだよ。俺達も付き合うぜ。いいよな?」
リョウコ
「サトルが行くなら私も行く」
ジュン
「ま、“ついでに”だな」
テツヤ
「まぁまぁ…お人好しだこと」
目的の病院まであと少し。
その病院のすぐそばにあるオッサンの家に寄る事になった。
テツヤ
「場所は俺が知ってるから、その時になったら言うわよん」
ジュン
「りょ~かい。んじゃとりあえず病院目指して行きますか」
リョウコ
「……っ…」
サトル
「? リョウコ大丈夫か?」
リョウコ
「え?…う…うん、別に大丈夫だよ?」
サトル
「そう…か」
なんだかリョウコの顔色が優れない…
リョウコ
「…はぁ…はぁ…」
サトル
「り…リョウコ!本当に大丈夫なのか?」
リョウコ
「大丈夫…だって。サトル心配しすぎだよ…」
本当に俺の心配しすぎなのか?
まぁ今は本人が大丈夫と言っているので、それを信じるしかないな…
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