四日目<残り三日>

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ジュン 「もういい!寝る!」 リョウコ 「私もそろそろ寝ようかな~ふぁ~」 テツヤ 「オッサンちょっとト~イレ。先寝てて構わないわよ」 サトル 「オッサン!」 テツヤ 「ん~?」 サトル 「………」 テツヤ 「なに?愛の告白?」 リョウコ 「んな訳あるか」 サトル 「あっと……」 テツヤ 「ふ~…あ、ちょっとこれ持っててくんね?落としたら分かんなくなりそうだから」 そう言うと何かを投げてきた。 リョウコ 「なにそれ?」 サトル 「指輪…だな」 テツヤ 「そ。指輪。じゃ行ってくるわ…サトル達も早く寝ろよ」 サトル 「オッサン!」 テツヤ 「だからなによ~」 サトル 「じゃあな」 テツヤ 「たかがその辺行くだけだって。大袈裟な」 サトル 「なんとなく言いたかっただけだ」 テツヤ 「そうかい……サトル、リョウコちゃんにジュン…じゃあな…」 リョウコ 「え?…あ…うん……?」 ジュン 「…………」 サトル 「さ、俺達も寝ようぜ」 リョウコ 「うん。…ねぇ、サトルどうしちゃったの?」 サトル 「何が?」 リョウコ 「なんかもう会えない見たいな雰囲気になっちゃって…」 サトル 「そうか?俺はそんなつもりで言った訳じゃないんだけど」 リョウコ 「変なの」 サトル 「ま、男には時に変になる時があるのだ」 リョウコ 「意味分かんないよ~」 サトル 「女の子のリョウコには一生分からない問題だな」 リョウコ 「うぅ~~」 オッサンから預かった指輪を大切にポケットに入れ、俺とリョウコは眠った…
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