一日目

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私は20才。成人式を終えたばかりの若者だ。 今は、大学に通っている。 名は、武志(たけし)。 今日成人式で生まれた町に帰っていたのだ。しかし実際は帰りたくなんかはなかった。武志はこの家が嫌いだった。理由はない。しかし、嫌いだった。 成人式が終わった武志はすぐに今住んでいる学校の寮に帰りたかったが寮があくにはまだ一週間も時間があった。 今は、1月5日。寮があくのは1月12日。武志は成人式が終わりとりあえず家に帰った。 家に帰りつくと武志の母が、『おかえり』っと言ってきたが俺はそれを無視して自分の部屋に上がった。 一体いつからこんなに家族っと言う存在が嫌いになったのだろう?自分でもわからない謎だった。 武志は一人っ子。父と母の三人で暮らしている。 武志は時計を見た。まだ5時だった。武志は天井を見つめたままなにもしなかった。次にきずいたときは武志の母がご飯と部屋に呼びにきていた。 武志は、『わかった!』といい、下に降りて行った。リビングに行くとそこには父が居て、『お~武志、今日の成人式どうだった?』と言ってきた。武志は、『べつになにも』と言っただけであった。 イスに座るとそこには結構な豪華な食事があった。 武志はさっさと食事をしませ、二階の自分の部屋に上がり眠りについた。
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