17人が本棚に入れています
本棚に追加
ある夜 実咲はひとりだった。
息子の亮太が おばぁちゃんの家にお泊りしていた。
和利からメールが来て
実咲は そのことを告げた。
“今日 ひとりだから淋しいよ”
和利は
“大丈夫? かず行こうか?”
と 言う。
“よく知らないのに そんなこと出来ないよ それにもう布団だし(笑)”
実咲は そう言って
すぐに おやすみのメールをした。
やっぱり コイツ怪しい
その時も 実咲は思った。
いつも メールは実咲が受け身で 和利は積極的だった。
最初のコメントを投稿しよう!