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約2年前 同棲していた実咲は 彼氏と息子と3人で暮らすうち
息子もなついている彼となら 結婚も…
と まで考えていた。
けれど あらゆることで裏切られ
彼との別れに寄って 愛する息子を傷つけてしまったことを
深く後悔していた。
自分が恋をすれば
また息子を傷つけることになるかも知れない…。
実咲は 恋をするのを恐れた。
女として さびしさを感じることもあった。
恋をしたい
そう思うこともあったが
その頃の実咲にとって 恋は してはいけない 開けてはならないパンドラの箱。
だから
本気にならない
遊びでいい…
いつしか そんな風に思うように なってしまっていた。
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