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橋本さゆちゃん。
彼女は、これと言って
目立った特徴もない。
強いて言うなら、
綺麗なサラサラな黒髪。
周りのケバい女子たちとは全然違う。
男にガッついてないし。
肌も白くて凄い綺麗。
メガネをかけていて
メガネをくいっと上げる
仕草なんてもうヤバい。
話したことはなくて
彼女のことはよく知らないんだけど…
俺は…
彼女のギャップに
やられてしまったんだ。
それは、2ヶ月前のこと
彼女のことは知っていた。
美人だってクラスの奴らが
よく騒いでいたから。
でも俺はあまり興味を
持っていなかった。
でもある日…
――――――
――――…
「ん?何だこれ。」
裏庭に続く渡り廊下を
歩いていた時だった。
俺は一枚の白い紙を拾った。
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