序章 -再開-

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ガシャンッ! はぁ…。 皆さんおはようございます。 私の事覚えてます? 名前はシェリーです。以後宜しく🎵さぁ毎朝恒例の、母を起こしにいこっと… 部屋に勝手に入る。許可はとらない。てか寝てるからとれない。 まず可哀想な目覚まし時計を、拾い上げる。そして机の上へ。最新式で値段もそれなりにしたが、此処の部屋にしては、恐るべき長寿だ。 「全く・・・今まで何個時計を破壊 してきたのよ…」 そんな母を起こす作戦へ。 「母さん?起きてー時間時間。」 これで起きたら雨どころか、槍が降る。外出は控えたい・・・ 「コラァッ!起きろ起きろ!起きろってば!」 母の肩を掴み脱臼を目論むがごとく揺らす。とにかく揺らす。 「うぅ…ん~…ん・・・?」 反応があった。母は生きている 「つまり何が…?」 相変わらず母は朝は変… ちょっとノってみる。 「連邦国警察の者です。あなたは無断に娘に飛行機を乗せ、許可無くガソリンを200㍑消費。なのであなたを逮捕します」 「何よぉ?次期名パイロットの育成よ🎵それくらいいいじゃない🎵バレなかったら良いのよ。ね?🎵」 ね?じゃないから。ばれてるからきてんじゃん。警察じゃないけど。 気付いたら母は仰向けで寝ていた。ベッドから絶対落ちる体制で寝ていた。まぁいい。母のスイッチは入った。 これから軽い食事を作る。 「今日はいい天気・・・絶好の飛行日和じゃん~。良いなぁ母さん」
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