―プロローグ― ~序章~

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―――――チュンチュンチュンチュン… 朝が来た。 今日から新たな1日が始まりますなー。 ―――ドタドタドタドタ 来た…下からまた小悪魔がやってきた…。 ? 「お兄ちゃーブバッ!!」 健 「高校の入学式の朝っぱらから何しようとしてんのじゃー。」 ? 「キュー…。」 朝からいきなり人のベッドの中に入ろうとしたのは、俺の妹の「三上 結衣」(みかみ ゆい)だ。 妹といっても血が繋がってるわけではない。 俺と結衣はお互い両親に捨てられたがこの三上家に拾われ今は兄と妹という関係になってるわけだ。 母 「健ー、結衣ーご飯よー。」 健 「おい、結衣行くぞ。」 結衣 「んじゃ手繋いで♪」 にこっ 健 「却下!!」 結衣 「うぅ~…。」 結衣は俺の後をうつむいたままついてきた。 まぁ後で頭を撫でれば大丈夫だろ。
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