196人が本棚に入れています
本棚に追加
俺も向かおうとしたが、完全に出遅れた…。
う~ん…水野、ピンチ。どうしよう。助ける?安田に加わる?
一言で言うと…助けに行くのは面倒くさい。つーかこんな面白そうな機会、無駄にしたくない。
ピーン!結論がでた。
哀れ、水野…!
今度からは屋上で弁当食べてろよ…!
「んで、彼女さん。
愛しい彼氏をズバリ表すとどうなんでしょう!」
俺も遅れながら参加。そして口頭一番に質問。
「ちょ、パワポケ!
真由子…!頼む、余計な事は…!」
真由子と呼ばれた彼女さんは、素直に自分の気持ちを挙げだのだろう…。
躊躇しつつも、大きな声で叫んだ。
「み…水野君は、とっても格好良くて素敵な方ですっ!
私だけの、白馬の王子様ですっ!!」
「おまあああああああ!!」
まさか彼女からの爆弾発言。
顔面蒼白、阿鼻叫喚な水野。
「じゃあさじゃあさ!
どこまで進んでんだお前ら?」
興奮した安田が、とんでもない質問を問いだす。
おいおい、聞くだけ野暮なんじゃねーか?
最初のコメントを投稿しよう!