1年 12月 下章

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しかし、彼女さんの回答は俺達の予想をはるかに上回るものだった。 「昨日は…彼の家に泊まりました…。」 ポッ…と頬をほんのり赤く染め、目を輝かせる彼女さん。おおお…!と男子の感嘆。 収拾がつなない爆弾発言パート2。 彼女さんは…うん。将来大物になりそうだ…。 いや待て、今のは聞き捨てならんぞ。 「止めろ!止めてくれえええ!」 長身をくねらせ、ヒステリックに叫ぶ水野。 顔といい、まるでムンクのようだ。 そして自発的に彼女さんが答える。 「彼、昨日は突然、甘えたいって言って、後ろから抱きしめてきたんです。それで…えと…///」 「「「水野ォォ!!テメェフルボッコじゃあああああああ!!」」」 「ぎゃあああああああ!!」 水野、逝ってらっしゃい(笑)
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