1年 1月 下章

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「さて…それじゃあ僕達は初詣を済まして早く帰るとするよ…」 「帰りもランニングッス!」 「ああ…そう、それじゃ…。はあ、何か疲労が一気にぐっ、ときた…。」 「プププ、キャプテンは大変でやんすね。こんな個性派なメンバーをまとめなくちゃいけないんでやんすから」 「俺は君が一番個性的だと思うがな。つーか酔いつぶれた割にはお前らはピンピンしているじゃないか」 この場に残った亀田君と安田に振り返る。平山君はなんだか魂の抜け殻みたいになってるからとりあえず無視っておく。 「平成を生きるタフガイでやんす!」 「だあっとれい」 「パワポケはまったく。立ち直りが早いのは良いことだろうが」 いやいや、だってあんたら酔いつぶれたはずなのにどこも何ともないじゃん…
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